貴賢神がMAX吉田を圧倒!衝撃の1R TKO勝利の全貌
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2025年11月3日、プロバスケットボールBリーグの神戸ストークスの本拠地、GLION ARENA KOBEにて開催された『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』は、超満員札止めとなる10,420人の大観衆を集め、熱狂に包まれました。この大会の注目カードの一つとして、再起を期す貴賢神と、元プロレスラーでBreakingDownでの活躍も記憶に新しいMAX吉田が激突。結果は、貴賢神がそのポテンシャルを爆発させる圧巻のTKO勝利を収め、日本のヘビー級戦線に大きなインパクトを残しました。
本記事では、この注目の試合の詳細な展開から、両選手の異色のキャリア、そして試合後の大晦日参戦アピールに至るまでを徹底的に深掘りし、今後のRIZINヘビー級の行方を占います。高品質で希少な新鮮食材を産地直送でお届け 羽田空港公式産直通販サイト「羽田産直セレクション」
試合前の公開計量から一触即発の緊迫したムードが漂っていた両者の一戦は、その緊張感とは裏腹に、あっという間の決着となりました。
ゴングが鳴ると、貴賢神は持ち前のフィジカルとスピードを活かし、一気に距離を詰めます。出合い頭に放たれた貴賢神の左ストレートが、MAX吉田の顎を正確に捉え、試合の流れを決定づけました。ダメージを負った吉田に対し、貴賢神は追撃の右フックを振り抜き、さらに組み付いてテイクダウンを奪います。
グラウンドに移行すると、貴賢神はマウントポジションを奪取。そこから繰り出されたのは、元力士の怪力を象徴するような「鉄槌の嵐」でした。強烈なパウンドが吉田に降り注ぎ、レフェリーは試合をストップ。わずか1ラウンド1分10秒でのTKO勝利という、貴賢神の圧勝に終わりました。
この勝利は、貴賢神が過去の連敗から完全に立ち直り、日本人ヘビー級のトップ戦線に名乗りを上げる「復活ののろし」となりました。高品質で希少な新鮮食材を産地直送でお届け 羽田空港公式産直通販サイト「羽田産直セレクション」
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 大会名 | RIZIN LANDMARK 12 in KOBE |
| 開催日 | 2025年11月3日 |
| 会場 | GLION ARENA KOBE |
| 勝者 | 貴賢神 |
| 敗者 | MAX吉田 |
| 決着 | 1R 1分10秒 TKO (パウンドアウト) |
| 勝因 | 出合い頭の左ストレートからのテイクダウンと強烈なパウンド |
元プロレスラーMAX吉田の異色キャリアとBreakingDownでの活躍
敗れはしたものの、MAX吉田の格闘家としてのキャリアは非常に異色であり、そのバックボーンは格闘技ファンにとって大きな魅力となっています。
MAX吉田は、かつてアントニオ猪木が立ち上げたIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)に所属していた元プロレスラーです。プロレスラー時代には、第9代インターナショナルマーシャルアーツ王者の肩書を持つなど、その実力は折り紙付きでした。
その後、キックボクシングに転向し、2021年6月にシュートボクシングでプロデビュー。2022年7月からはRISEにも参戦するなど、立ち技格闘技の舞台で経験を積みました。
そして、彼の名を一躍有名にしたのが、YA-MANプロデュースの格闘技大会『FIGHT CLUB2』での活躍です。総合格闘家でもあるプロレスラー佐藤光留から2度のダウンを奪い、見事なKO勝利を収め、プロ初勝利を飾りました。
さらに、今年3月2日に開催された『Breaking Down15』では、【自称・歌舞伎町の最恐ホスト】舞杞維沙耶と激闘を展開し、延長戦の末にKO勝利を掴み、その勢いをRIZINの舞台に持ち込もうとしていました。
| 団体 | 試合日 | 対戦相手 | 結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| IGF | 2013年〜 | 多数 | プロレスラーとして活躍 | 第9代インターナショナルマーシャルアーツ王者 |
| SB | 2021年6月 | – | プロデビュー戦 | シュートボクシング |
| RISE | 2022年7月 | カリュ・ギブレイン | 3R 判定負け | 立ち技格闘技 |
| FIGHT CLUB2 | 2024年10月 | 佐藤光留 | KO勝利 | プロ初勝利 |
| BreakingDown15 | 2025年3月 | 舞杞維沙耶 | 延長KO勝利 | 注目の一戦 |
貴賢神のRIZINでの軌跡とヘビー級戦線における重要性
勝利を収めた貴賢神は、元大相撲の力士であり、双子の兄に同じくRIZINで活躍するスダリオ剛を持つ、格闘技界のサラブレッドです。
貴賢神のRIZINでのキャリアは、決して順風満帆ではありませんでした。2022年4月のデビュー戦では、ベテランの関根“シュレック”秀樹にTKO負けを喫し、その後も連敗に苦しみました。しかし、彼はその度に立ち上がり、着実に成長を遂げてきました。
転機となったのは、昨年3月のコーディー・ジェラベック戦でのTKO勝利です。この勝利で連敗をストップし、格闘家としての自信を取り戻しました。大晦日にはエドポロキングに敗れるも、今年7月の稲田将戦では2R TKO勝利を収め、今回のMAX吉田戦へと繋げました。
今回の勝利により、貴賢神はRIZINでの戦績を3勝4敗とし、日本人ヘビー級ファイターとしての地位を確固たるものにしました。日本人ヘビー級は層が薄く、スダリオ剛や上田幹雄といった数少ないトップランナーが牽引している状況です。貴賢神の復活は、このヘビー級戦線に新たな風を吹き込み、日本人同士の熱い戦いを期待させる重要な意味を持っています。
| 試合日 | 大会名 | 対戦相手 | 結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年4月 | RIZIN.35 | 関根“シュレック”秀樹 | 1R TKO負け | RIZINデビュー戦 |
| 2023年3月 | RIZIN.41 | コーディー・ジェラベック | 1R TKO勝利 | 連敗ストップ |
| 2023年12月 | RIZIN.45 | エドポロキング | 1R TKO負け | 大晦日参戦 |
| 2024年7月 | RIZIN.48 | 稲田将 | 2R TKO勝利 | 再起戦 |
| 2025年11月 | RIZIN LANDMARK 12 | MAX吉田 | 1R TKO勝利 | 今回の試合 |
貴賢神が猛アピール!大晦日参戦と今後のヘビー級戦線の行方
試合後のインタビュールームで、貴賢神は勝利の余韻に浸る間もなく、次なる目標を力強く宣言しました。
「これじゃ満足いかないんで年末もお願いします」
貴賢神は、RIZINの年間最大のイベントである大晦日への参戦を猛アピール。この圧倒的な勝利は、そのアピールに説得力を持たせるに十分なものでした。大晦日の舞台は、日本人ヘビー級ファイターにとって、世界に存在感を示す最高のチャンスです。
一方、敗れたMAX吉田も、試合後のインタビューではさほどダメージはなかった様子で、傲岸不遜な記者からの挑発的な質問にも冷静に対応しました。
「佐藤光留をKOした格闘家が良いところなしであっけなく秒殺されて、このまま終わったら佐藤の立場もないのでは?リベンジをする機会が与えられたらまたRIZINにも挑戦」
MAX吉田は、プロレスラーとしてのプライドと、格闘家としてのリベンジへの意欲を見せました。彼の異色なキャリアと、BreakingDownからの注目度を考えれば、RIZINが再び彼にチャンスを与える可能性は十分にあります。
貴賢神の今回の勝利は、RIZINヘビー級戦線に新たな競争を生み出します。兄のスダリオ剛との兄弟対決、あるいは外国人強豪とのマッチアップなど、今後の展開から目が離せません。貴賢神がこの勢いを維持し、日本人ヘビー級のトップとして君臨できるかどうかが、今後のRIZINの大きな見どころとなるでしょう。
| 選手名 | 主なバックボーン | RIZIN戦績 (MMA) | 特徴 | 貴賢神との関係 |
|---|---|---|---|---|
| 貴賢神 | 相撲、空手 | 3勝4敗 | 爆発的な打撃とフィジカル | 本記事の主役 |
| スダリオ剛 | 相撲 | 7勝2敗 | 圧倒的なフィジカルと成長著しいMMA技術 | 双子の兄 |
| 上田幹雄 | 極真空手 | 2勝1敗 | 極真空手世界王者、破壊力のある蹴り | 日本人ヘビー級のライバル |
| エドポロキング | キックボクシング | 2勝1敗 | 強烈な打撃、貴賢神に勝利経験あり | 貴賢神の雪辱戦候補 |
まとめ:貴賢神の覚醒が告げる、RIZINヘビー級戦線の新時代
『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』での貴賢神の勝利は、単なる一試合の結果以上の意味を持ちます。それは、苦難の時期を乗り越えた一人のファイターの覚醒であり、日本人ヘビー級戦線が新たな局面を迎えたことを告げる狼煙です。
元プロレスラー、そしてBreakingDownでの実績を持つMAX吉田という、話題性のある相手を完璧に打ち破ったことで、貴賢神の評価は一気に高まりました。彼の目標である大晦日の舞台で、どのような相手と拳を交えることになるのか、そして日本人ヘビー級のトップとして、兄スダリオ剛と共にRIZINを牽引していくことができるのか。
今後の貴賢神の動向、そしてRIZINヘビー級戦線の熱い展開から、一瞬たりとも目が離せません。
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