総務省広報誌「広報そうむ」9月号|行政相談月間・長岡花火・地域DX 令和8年9月号

社会

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総務省公式広報誌「広報そうむ」令和8年(2026年)9月号が発行 ― 今月の特集は「行政相談月間」

総務省の公式広報誌「広報そうむ」の令和8年(2026年)9月号が発行されました。毎月、国の施策や暮らしに役立つ情報を分かりやすく伝えている同誌ですが、今月号の特集は「9月・10月は行政相談月間です」。国の行政に関する苦情・意見・要望を無料で受け付ける「行政相談」の仕組みと、その窓口である行政相談センター「きくみみ」の利用方法を、改めて広く国民に知ってもらう内容となっています。

さらに、表紙と「地方のかがやき」では、新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」が取り上げられ、復興への願いを込めて夜空に打ち上げられる大輪の花火の様子が紹介されています。そのほか、令和8年社会生活基本調査の実施案内、マイナ保険証と「マイナ救急」の携帯呼びかけ、地域DXのヒントとしての「地方版アタックサーフェスマネジメント(ASM)システム」の解説など、今号も読みどころが豊富です。本記事では、令和8年9月号の内容を詳しく解説します。

項目内容
発行元総務省(公式広報誌「広報そうむ」)
該当号令和8年(2026年)9月号
特集9月・10月は「行政相談月間」です
表紙・地方のかがやき新潟県長岡市「長岡まつり大花火大会」
その他の記事令和8年社会生活基本調査/マイナ救急・マイナ保険証/地域DXのヒント「地方版ASMシステム」
入手方法総務省サイトからPDFダウンロード(日本語版・英語版)、無料アプリ「マチイロ」でも閲覧可

特集「9月・10月は行政相談月間です」― 国の行政への困りごとを無料で相談できる

行政相談制度とは何か

行政相談は、国の行政に関する苦情、意見、要望を無料で受け付け、必要に応じて関係機関へのあっせんを行い、制度改善につなげる仕組みです。たとえば「手続が分かりにくい」「窓口の対応に納得できない」「国道に危険な箇所がある」など、どの部署に相談すればよいのか分からない困りごとを持ち込むことができます。総務省の行政相談制度は、国の仕事や手続などに関する困りごとを受け止め、解決の道筋をつける役割を担っており、相談にかかる費用は一切かかりません。

こうした行政相談の窓口となっているのが、全国各地に配置された行政相談委員と、総務省の行政相談センターです。相談を受けた担当者が内容を整理し、管轄の省庁や地方公共団体、関係機関へあっせんすることで、相談者一人ひとりの困りごとの解決を後押しします。さらに寄せられた相談の内容は分析され、制度そのものを見直す材料としても活用されています。

行政相談月間の対象期間とねらい

総務省では、行政相談制度および行政相談委員制度の認知度向上を図るため、毎年9月から10月の2か月間を「行政相談月間」と定め、行政相談活動や広報活動を重点的に実施しています。令和8年度も9月・10月の2か月間にわたって、全国各地で行政相談の周知活動が展開されます。制度を知らなければ相談の入り口にすら立てません。「行政に関する困りごとは、国に無料で相談できる」という当たり前の事実を、より多くの人に知ってもらうことが行政相談月間の最大のねらいです。

相談窓口の愛称「きくみみ」と行政苦情110番(0570-090110)

行政相談の相談窓口の愛称が「きくみみ」です。総務省行政相談センター「きくみみ」は、電話で今すぐ話したい人の話を最寄りの職員が伺う体制を整えています。電話による相談は、行政苦情110番(全国共通番号)0570-090110 を利用すれば、最寄りの総務省行政相談センター「きくみみ」につながります。受付時間は平日の9時00分から16時45分です。電話のほか、メールフォームからの相談も受け付けています。

「きくみみ」という愛称には、「耳を傾ける」「よく聞く」という姿勢が込められており、気負わず気軽に話せる窓口であることを示しています。国の行政への不満や疑問は、つい我慢したり諦めたりしがちですが、専用の相談窓口が整備されている以上、まずは声を上げることが解決への第一歩となります。

相談方法概要ポイント
電話(行政苦情110番)0570-090110(全国共通番号)最寄りの行政相談センター「きくみみ」につながる。平日9:00〜16:45
各地の相談窓口行政相談委員の自宅・事務所などで面談秘密は守られ、多くの場合予約不要
総合行政相談所デパートなどに設置される常設窓口買い物ついでに立ち寄り可能
一日合同行政相談所行政相談月間期間中に開設される臨時窓口関係機関が合同で対応する特別な相談会
メール・インターネット総務省サイトのメールフォームから申込み平日の電話受付時間外でもフォーム入力は可能

秘密は守られ、予約不要の場合が多い

行政相談で不安になるのが「相談内容が周囲に知られないか」という点ですが、相談内容は秘密として守られます。また、多くの相談窓口は予約不要で利用できるため、「気が向いたときにふらっと立ち寄って話せる」のが大きな特徴です。デパートなどに設置される総合行政相談所や、行政相談月間期間中に開設される「一日合同行政相談所」も利用しやすい場として知られています。国の行政に関することであれば、小さな疑問でも遠慮せずに相談してみるとよいでしょう。

表紙・地方のかがやき「長岡まつり大花火大会」

令和8年9月号の表紙と「地方のかがやき」では、新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」が紹介されています。長岡まつり大花火大会は毎年8月2日と3日に信濃川の河川敷で開催される日本三大花火大会のひとつで、直径約650mもの大輪の華となる「正三尺玉」や、打上げ幅約2kmに及ぶ「復興祈願花火 フェニックス」など、夜空を埋め尽くす大型花火の数々が魅力です。

とりわけ「復興祈願花火 フェニックス」は、1945年(昭和20年)の長岡空襲からの復興への願いを込めて打ち上げられる花火で、「世界へ、未来へ、平和への想いをつなぐ」ことをテーマに掲げる長岡花火の象徴的存在です。夜空を彩る花火の姿は、まちの復興と再生を歩んできた長岡の人々の思いを象徴しており、広報誌の表紙を飾るにふさわしい「地方のかがやき」といえるでしょう。

その他の注目記事

令和8年社会生活基本調査「あなたの一日が未来を描く」

総務省統計局は、令和8年(2026年)社会生活基本調査を実施します。この調査は統計法に基づく基幹統計調査で、国民の社会生活の実態を明らかにすることを目的としており、1日の生活時間の配分と、過去1年間における主な活動状況などを調査するものです。調査結果は、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進、男女共同参画、地域社会の実態把握など、幅広い政策立案の基礎資料として活用されます。

令和8年調査は、2026年10月20日現在で実施されます。生活時間の配分についての調査は、10月17日から10月25日までの9日間のうち、調査区ごとに指定された日に行われます。「あなたの一日が未来を描く」というキャッチフレーズのとおり、国民一人ひとりの一日の暮らしの記録が、未来の社会づくりの統計として生きてくるのです。調査票への記入にご協力いただくことが、よりよい社会の設計につながります。

マイナ救急・マイナ保険証を携帯しよう

今月号では、マイナ保険証と「マイナ救急」の携帯も呼びかけています。マイナ救急は、救急搬送時に救急隊がマイナ保険証を読み取ることで、傷病者の服薬情報や受診歴などの医療情報を本人の同意のもとで閲覧し、適切な応急処置や円滑な搬送先病院の選定につなげる仕組みです。マイナ保険証を搭載したスマートフォンであれば、iPhone・Androidのどちらの端末でも対応しています。

マイナ救急を利用するには、マイナンバーカードを所有し、かつマイナ保険証として健康保険証の利用登録が完了している必要があります。いざという時に自分の医療情報が救急隊に伝わることで、命を守ることにつながる可能性があります。「もしもの時」に備えて、マイナ保険証を日常的に携帯しておくことが大切です。

地域DXのヒント「地方版アタックサーフェスマネジメント(ASM)システム」

連載「地域DXのヒント」では、地方版アタックサーフェスマネジメント(ASM)システムが取り上げられています。近年、サイバー攻撃にAIが悪用されることで、攻撃の高度化・自動化が進んでいます。アタックサーフェスマネジメント(ASM:攻撃対象領域管理)とは、組織の外部に公開されているIT資産(Webサイトやサーバーなど)を攻撃者の視点で継続的にスキャンし、脆弱性を早期に発見・対処する診断手法のことです。

国は地方公共団体におけるサイバーセキュリティの支援策のひとつとして、すべての地方公共団体が利用可能な「地方版ASMシステム」を国が一括で構築しています。これにより、各地方公共団体が個別に専門人材を確保することなく、自組織の外部からの攻撃リスクを継続的に可視化し、対策につなげることが可能になります。住民の情報と行政サービスを守る基盤として、自治体のサイバーセキュリティ強化が進められています。

PDFのダウンロード方法と無料アプリ「マチイロ」での閲覧

令和8年9月号のPDFは、総務省サイトの広報誌ページからダウンロードできます。日本語版と英語版が用意されており、特集や各記事はPDF内の該当ページから直接開くことが可能です。閲覧はパソコンだけでなく、スマートフォンでも便利です。

スマートフォンでは、無料アプリ「マチイロ」でも閲覧できます。マチイロは、全国の市区町村や省庁の広報誌をまとめて読めるアプリで、アプリ内の「その他・総務省」から「総務省広報誌」を追加すれば、令和8年9月号を含む各号をいつでも読むことができます。アプリは無料ですが、ダウンロードや利用時の通信料は利用者負担となる点には注意しましょう。

まとめ ― 今月号を活かすには

令和8年9月号は、「行政相談月間」を通じて国の行政への困りごとの受け皿を再確認できる一冊です。国の行政に関する苦情・意見・要望は、無料で、秘密は守られ、予約不要の場合が多い相談窓口で受け付けています。電話なら行政苦情110番(0570-090110)で最寄りの行政相談センター「きくみみ」につながります。困ったときの連絡先として、ぜひご家庭や職場でも共有しておきましょう。

あわせて、10月20日現在で実施される令和8年社会生活基本調査には調査協力を、救急搬送への備えとしてマイナ保険証の携帯を、そして自治体のサイバー防御を支える地方版ASMシステムへの理解を深めることをおすすめします。広報誌のPDFは総務省サイトからダウンロードでき、スマートフォンなら無料アプリ「マチイロ」でも閲覧できます。公式の一次情報を確認しながら、暮らしに活かしてください。

出典・引用元一覧

  1. 総務省「広報そうむ 令和8年9月号」:https://www.soumu.go.jp/menu_news/kouhoushi/koho/2609.html
  2. 総務省「行政相談月間」:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan_n/gekkan.html
  3. 総務省「行政相談の受付窓口(行政苦情110番)」:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan_n/soudan_uketuke.html
  4. 総務省行政相談センター「きくみみ」:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan_n/with-kikumimi/
  5. 総務省統計局「令和8年社会生活基本調査」:https://www.stat.go.jp/data/shakai/2026/index.html
  6. 総務省消防庁「あなたの命を守るマイナ救急」:https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/mynakyukyu/mynakyukyu.html
  7. 総務省「地域DXのヒント:地方版アタックサーフェスマネジメント(ASM)システム」:https://soumu-gov.note.jp/n/na53e96871eca
  8. 長岡花火公式ウェブサイト(一般財団法人長岡花火財団):https://nagaokamatsuri.com/

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